神様の葡萄畑NO.17 初歩者の道 ―Ⅰ―

 

初歩者の道は、浄化の道とも呼ばれる歩き始めた者の道、霊的生活の第1段階目を言う。

この段階では、まだ神とよく一致しておらず多くの欲望や罪に対する執着がある。

【1】4つの制欲の必要性

  • 原罪がある為
  • 自罪がある為
  • 汚れのない神のいのちに与っているので清められる為
  • イエスに倣う為

【2】避けるべき罪7つの罪源は、①虚栄心・②霊的怠慢・③嫉妬・④憤怒・⑤貪欲・⑥貪食・⑦邪淫。罪源の源は利己主義と傲慢。その為に神を愛せず、かえって神より離れてしまう。

【3】罪源の結果として現れるもの

虚栄からは、不従順、自慢、偽善、争い、不和、頑固さ、目新しさを好む、背教。

霊的怠慢からは、悪意、恨み、ひがみ、臆病、失望、怠り、召し出しを失う危険。

嫉妬からは、憎しみ、そしり、讒言、人の幸福に対する悲しみ、人の失敗に対する悪い喜び。貪欲や邪欲からは、霊的な事に対する盲目が生じ、頑なで、地上生活への執着を持ち、痛悔しないことが生じる。

 

【4】罪源の放置による結果

霊的傲慢、霊的貪欲、霊的感覚主義、霊的怠惰に陥る

霊的傲慢の結果、自分に忠告する人や権威ある人からの逃避、彼らに対する恨みが生じる。霊的貪欲からは霊的生活に必要以上の感情的慰めを求め、霊的傲慢と霊的貪欲からは偽りの神秘生活が現れる。

 

【5】主な欠点を知る

  • 神に恩寵を妨げるものを知らせてもらうように祈る。
  • 糾明:欲望、悪い思い込み、自分の悲しみや喜びのもとになったもの、しばしば起こる誘惑を調べる。

 

【6】欠点の克服 祈り、糾明、償い

 

【7】その他の罪の源

  • 無知

a先行的無知(不可抗的無知):もともと知らないので責任がない

b相伴的無知:その無知に責任はないが、その無知を知らなくても罪を犯した

c後続的無知(可避的罪):避けることができた、直すこともできた罪、知らないこと自体に責任がある。

d故意的無知:初めから知りたくない悪質な罪

  • 弱さ―欲望からくる罪

a先行的欲望:気を付けるつもりで戦いをするがそれに一時的に負ける。

b後続的欲望:計画的にいつか爆発させようと意志を悪に傾けていくこと

  • 悪意からくる罪:完全に意識して罪だと認識して聖霊にそむく

 

 

 

霊的生活入門(2)初歩者の道 E・ミルサン著 ドンボスコ社 1959年 より 要約・抜粋