神様の葡萄畑NO.18    初歩者の道 ―Ⅱ―

 

【8】積極的浄化の一般的方法

①感覚について

a大罪を避け、承諾のある小罪に対して戦う

b感覚―情欲、憤怒を制する

②想像力について

aあれこれ考える、虚しい空想を捨てる戦いをする

b想像力に規律を与える

③記憶力について

a必要でないもの、危険なものは忘れる

b神に関することを、望徳によって忘れないようにする

④知恵について

a好奇心による過ぎ去るものに興味を持ちすぎない

b単なる知恵の収集をやめる

c信仰心からの判断をする

⑤意志について

a我意・利己心を捨て、犠牲心を持って、徹底的に神に従う

b神の御力によって意志を上に立たせて①~④を従わせる。

c意志にあるべき徳―正義・敬神徳・痛悔・従順・真実・愛徳に進む

d次のものからの離脱をする

外面的善―富や名誉、肉体の善、自分の徳に対する自己満足、慰め、不思議な恵み

【9】傲慢-精神ないしは知恵にある罪―について

①傲慢の現れ:神からいただいたものを自力で獲得したと思う事、自分にないものを自分にあると思う事、ただで与えられたものを自分の功徳の結果と考えること

②傲慢から生じる欠点:僭越・野心・虚栄心

③傲慢を直す方法:実際において神の偉大さを認め、神に等しいものはないと心から考えること、神の愛によって造られた被造物であることを知ること。

 

【10】霊的怠慢について

①霊的怠慢とは:意志そのものが悪く感受性も間違っている、努力が嫌になって他者に依存する事。完徳に進むことが喜びではなく悲しみ、憂鬱になること。霊的乾燥とは違うもの。

②霊的怠慢の結果:十分に戦わないと生ぬるくなり信仰から離れる危険性がある

③霊的怠慢を直す方法:

aその誘惑から逃げることではなく、抵抗する事、

b霊的善を思い出すこと

c自分や霊的指導者に真実である事

d 毎日の糾明をよくする

e毎日の時間割を決めておく

 

【11】祈り

①念願の祈りをする

②念祷の祈りをする

a神と自分だけの会話をする

b細かい方法ではなく、段々と理論と反省を少なくし、簡単で単純化された祈りをする

c 信・望・愛の対神徳を思い起こす

③念祷を保つ方法

a謙遜になること

b償いと離脱、犠牲の精神を持つ

c斜祷を唱える

d自分の感受性をおさめて内的沈黙を守る

e 忍耐を持って祈り続ける姿勢を持つ

 

霊的生活入門(2)初歩者の道 E・ミルサン著 ドンボスコ社 1961年 より要約・抜粋