神様の葡萄畑 NO.19 霊的生活入門 進歩者の道

進歩者の道とは、照明の道、天賦的観想の道とも言い、第2の改心をし、感覚の消極的浄化に入る段階のことを言う。

【1】感覚の消極的浄化について

①その必要性:初歩者の道でまだ残っている欠点(主に霊的傲慢・霊的情欲―感情的慰めへの執着―・霊的怠慢)を清めるため

②消極的浄化の3つのしるし

a霊的乾燥-感情的慰めを見出さない。

b神に対して強い望みがあるが、忠実でない事を悲しみ、後退しているのではないかという恐れを持つ。

c考察や想像をもって黙想ができなくなる

【2】感覚の暗夜のうちに取るべき態度

①4つの原則

a霊的指導者の指導を仰ぐ。

b神への信頼を継続的に守る。

cただ穏やかに神を見つめる(単純な念祷)。

d慰めを求めない

②暗夜に伴う主な試練は 主に、虚しさ・貞潔・忍耐

③感覚の消極的浄化の結果、自分と神をより深く知り、物質・罪・過ちという「下の暗闇」から、天賦的観想の「上の暗闇」、単なる感情的徳から実際的献身の実行へと変化する

【3】進歩者の霊的段階

①神の知識が増す:苦しみや栄光などの奥義について、感覚的なことを超えて、霊的意味をより深く体験的に知り、神の真理によってより自由になる。

【4】進歩者には次のような徳の進歩がみられる

霊的生活の土台は謙遜であり、目的はまことの愛徳を実践する者となる事

土台の上の2本の柱:信徳→聡明の賜物、

望徳→知識の賜物

土台の上の天井:  愛徳→上智の賜物、

2本の柱を飾る4つの枢要徳

a賢明→従順、反省、辛抱 →賢慮の賜物

b正義→敬神、痛悔、従順 →孝愛の賜物

c剛勇→忍耐、寛大 →剛勇の賜物

d節制→貞潔、柔和、清貧 →敬畏の賜物

 

(E・ミルサン著 ドンボスコ社 1959年 要約・抜粋)