神様の葡萄畑NO.47 12ステップ オンライン リトリートに参加して
3月16日にzoomでありました「静まりのセミナー」についての報告です
今回のセミナーは、前半Ⅰから後半Ⅱ~Ⅳの4つのパートによる黙想と、小グループによる分かち合いが3時間程度ありました
前半
Ⅰ:年度末に当たり、この一年を振り返り、Ⓐ感謝したいこと、Ⓑ苦しかったことや大変だったことを思い出し、Ⓒそれらを通して発見したこと、Ⓓ最後にまとめとして今年1年を一言でいう という内容です。
Ⓐ感謝したいこと
私の努力では全くなく、初夏にカトリックとの共同企画として「霊性促進会」の発足メンバーに加わったこと、また、秋に、福音サロン「マラナタ」が始まった事によって、霊性の神学を分かち合う場が開けたことは、恵みというよりほかにありません。そして、コロナ禍にあって、オンラインを活用した、吉備聖約教会のライヴ礼拝・メシアニックジュー支援の教会の礼拝・サレプタの会・ハウスチャーチネットワークでのzoomディスカッションなどで、新しく、他のキリスト者の皆様方との関係が広がったことがあります。
Ⓑ大変だったこと
イエズス会での霊的同伴者研修会や霊的心理的成熟を目指すカバルス研修会に与れたことは、大変有意義でしたが、東京への往復は経済的にも、肉体的にも大変でした。特に肉体的に厳しかったのは、ひたすら静まる約10日間にわたる沈黙の中でのビパッサナー瞑想会でした。私はヤコブのように取り組み、へたへたになりました。
Ⓒ発見したこと
そんな中、本年2月にありました聖霊体験の中で、更なる献身の結果、「神について神学的に議論する」のではなく「神ご自身を体験したこと、イエスと人格的に出会ったこと」を書いて伝えてゆくというビジョンが示されたことです。
その結果、牧会相談を退き、証しを書き、聖書と共に、現代の神秘家達の本を、生涯の書物として読んでゆくことを決心しました。
Ⓓこの1年を振り返り、一言でまとめると、「躍動の年から静思の時へ」と人生のターニングポイントとなった年でした。
後半
Ⅱ:マルコ14:3~9(マリアが高価な油をイエスに注いだ場面)についてのレクチオデビナをしました。
私は8節の「自分のできる事をした」「備えて」「前もって」という言葉に留まりました。
この箇所は、イエスの初臨の際の出来事で、マリアはイエスの言葉をよく聴いていたので、イエスが死なれることを事前に察知し、その死に「備えて」、「前もって」その準備をした場面です。彼女は、近々起こるイエスの死に対して、「自分ができる事をした」のです。
これに対して、私はイエスの再臨、或いは携挙に「前もって」「備えて」、私の「できること」は何かを黙想しました。
そして、私にできることは、携挙と艱難時代に、取り残された人々に対して、励ましのメッセージを書き記しておくことだと思いました。
Ⅲ: ⅠとⅡをよく見てその関係を考える。
ⅠのⒸとⅡとはきっちり繋がっていました。ⅡはⒸの聖書的根拠でした。
Ⅳ: ⅠからⅢを踏まえて、これからの一年への祈りを捧げます。
「主よ、今日も、あなたはみ言葉を通して、語ってくださいました。これから先、1年、書かせてください、あなたが私にしてくださった恵みの日々を。読ませてください、あなたが現代の神秘家に現れて、直接お語りになった言葉を」