神様の葡萄畑NO.69「あなた方は向きを変えて出発せよ」申命記1:6
私たちオアシスグループでは、以前、ディスペンセーション神学を学んでいた期間がありました。イスラエルをタイムテーブルとして聖書を字義どおりに解釈してゆくことは、新しい学びであり、目からウロコのこともありました。
けれども、そこでは、女性牧師の否定、カトリックの否定、聖霊派の否定があり、指導者と違う意見を持つとグループから排除したり、ある教会への支配などへの疑問が生じていました。また、どれだけ聖書の知的理解が進んでいるかが中心となり、私が求めていた祈りはありませんでした。
私たちは、これらの問題について度々話し合う事もあり、最近では距離をとっていました。
そんな中で、この度、前回証ししましたように、癒しがあり、私は健康を回復しました。
そしてそこでの招きに応じて、キングダムセミナー・ヒーリングルームの学びに参加するようになり、より深い神の視点で、神を理解することが始まりました。キングダムセミナーの学びはここ170年くらい前から入ってきたディスペンセーション神学の否定です。
確かに、ディスペンセーションでは、携挙と再臨に注目があり、今、現実、この世の中で
「神の国を生きる」という実感が置き去りにされていました。神との相互内在は知識として知っているが霊で知ることができていませんでした。
例えば、再臨を表すパルーシアというギリシア語は、ただ一点の携挙や再臨を表すというより、もっと長い期間、王の在位・臨在の一期間を表すのですが、今の多くの解釈では一瞬の出来事として受け止められています。これだとイエス様の「今この私たちの只中にある神の国」を体験することが難しくなります。「私たちは神の時代区分を知った、さあ、あとは携挙を待つのみ!」しかし、それはイエスの望みとはかけ離れていますね。
また、使徒的統治、五役者(エペソ4:11)の必要性のついても、考え方が異なります。
ディスペンセーションの立場から、警告!カルト!用心しなさい!と言われていることが、実は神の進んだ啓示という事があるのだという事を理解しました。
私たちはここで何が真実かについて分析や議論はしません。互いの立場を尊重し互いの召命を生きていくのみです。
私たちはここにきて大きく方向転換します。アウフヘーベンです。一歩前進します。
私たちは、パートタイムの信者からフルタイムの信者へと歩みだします。燃える教会に進んでゆくことを宣言します。
私たちには新しい力ある道が開きました。
この歩みについて順次、報告してゆきたいと思います。
神に感謝と栄光を帰します。